「夜に沈む道」-ジョン・シュワルツ
ジョン・バーナム・シュワルツ 「夜に沈む道」
2000年 早川書房
底なしに暗転する心理スリラーの傑作!
息子を轢き殺された大学教授のイーサンは、憎むべき犯人を追い始める。一方、その事故を起こした弁護士ドワイトは、ひたすら罪を隠し続ける。罪悪感に苛まれるドワイトは、窮地に追い込まれていく。事故がひきがねとなり、双方の家族は崩壊し、二人は平穏な日常から悲劇が待つ亀裂へ堕ちていく。やがて、互いの運命が交錯する時、物語は終局に向けて加速する。人間心理を深く抉り、全米各書評紙誌に絶賛された出色のスリラー。
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ある轢き逃げ事故をきっかけに、同じ年頃の息子を持つ父親同士でありながら、はからずも被害者と加害者の立場に分かれることになった二人の男の悲嘆と苦悩、救済と贖罪を詩情豊かに描き出して、全米各紙誌で絶賛を博した作品。
時にはシニカルに、時には生々しく吐露される登場人物たちの心情があざやかに浮かび上がり、奥深い魅力に富んだスリラー小説となっている。
この美しくも哀切なる物語は、しみじみとした味わいをたたえて読む者の胸を打ち、読後に深い余韻を残すことだろう。
(「訳者あとがき」より)
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