「Yの悲劇」-エラリー・クイーン
エラリー・クイーン 「Yの悲劇」
1998年 集英社文庫
ミステリー黄金時代にそびえ立つクイーンの最高傑作
謎の変死体、毒殺未遂、深夜の殺人―― ニューヨークにその名もとどろく変わり者一家“マッド・ハッター”家に怪事件が相次ぐ。「犯人」は果たしてハッター一家の者なのか、それとも…。 引退した名優ドルリー・レーンは、その卓抜した推理力と捜査で一歩、一歩、真相に近づいて行く。そして、慄然たる幕切れ! ミステリーの黄金時代にひときわ高くそびえ立つ、巨匠クイーンの歴史的名作。
“「Yの悲劇」は、着想の何とも言えぬ恐ろしさと、謎の倫理の申し分のない魅力において、探偵小説愛好者の魂に食い入る傑作である。” -江戸川乱歩-
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江戸川乱歩が、戦後、幅広い視野と深い見識に基づいて選び抜いた作品の10作を集めた企画が、『乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10』です。
クリスティの「アクロイド殺人事件」や、フィルポッツの「赤毛のレドメイン家」など名作が並ぶ中、「Yの悲劇」は4番目にランクインしています。
乱歩は、「Xの悲劇」と「Yの悲劇」を比較して、『今、「Yの悲劇」を読むに及んで、その恐ろしさと倫理の快感とが「Xの悲劇」の比ではないことが分かった』と、「Yの悲劇」に軍配をあげています。
クイーンの「悲劇の4部作」では、前者2作(「X」と「Y」)の評価が高く、クイーンファンの中でも「Y」の方を支持する人が多いようです。
私も、題材の身近さやストーリーの読みやすさなども含めて、「Yの悲劇」の方が好きです。楽しみながら読みたいと思います![]()
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